油谷 №3012 シュレッダー 破砕機 粉砕機 エアコン ラジエター モーターコア 基板 レアメタル リサイクル 解体 選別 スマートフォン 家電
これは私が15年ほど前に自前で買って少しだけ使った機械。
当時銅スクラップ価格が高騰してたんでエアコンのアルミラジエターをコイツで粉砕して銅を分離・選別しようとおもって買ったもの。 当時佐藤鉄工さんから発売されたばかりの破砕機で2号機目だと聞いた気がします。
クロスフローシュレッダー。 メーカーは佐藤鉄工。 取扱説明書もすべてついてます。
破砕方法は丸い寸胴型の破砕室の真ん中にチェーンが2本つけられててこれが高速回転することで破砕物を粉々に砕いていきます。 コイツの得意な破砕対象物は主に基盤と小型家電とアルミラジエターです。 なかでもエアコンラジエターは理想的な仕上がりの分離が可能だ! エアコンラジエターはアルミと銅パイプと鉄枠と廃プラがついてますが、銅パイプは10㎜ぐらいの丸い玉状に、アルミフィンはこれも5㎜ぐらいの粒になって出てきます。 絡みつきはありません。 あとは磁選機と風力選別機や湿式選別機で簡単に選別が可能だ!
全体的にはきれいです。 破砕機自体の動きもOK! 投入口の2重扉構造もOK! 破砕室のチェーンの動きもOK! 排出口の開閉もOK! タイマー設定など問題ない。 主軸からの油漏れもなくこのまま使えるとおもいます。
コイツで破砕プラントを作ってみたらどうだろうか? 基盤は減容にも役立つし、もっと細かく砕けば精錬所向けにもイイとおもいます。
私がこの機械を買った当時、アルミラジエターは中国向けが一般的でした。 リーマンショックで一斉に輸出がストップしたので暇な時期もあってコレ買った。 だが、プラントが出来上がった4~5か月後にはなんのこたあない 輸出再開で経済はV字回復となった。 プラント稼働は宙ぶらりんになった格好です。 正味使ったのは2か月ほどだ。
だが今どうだろうか? 「中国向けのスクラップでも日本国内である程度の手間をかけて選別したものじゃないとうまく売れない・・・」はよく聞く話です。 このクロスフローシュレッダーは集塵口がついてるので工場内が粉塵まみれにならずに済みます。 機械自体を鉄板と防音材で囲えば破砕時の騒音もほとんどありません。 クリーンな環境だったらリサイクル工場でも快適に仕事できるとおもいます。
それでは質問待ってます! 佐藤鉄工のクロスフローシュレッダーです! 取説や能力計算書もすべてあります。 プラント作るんなら私がわかる範囲のアドバイスはします。 たぶんうまくいくとおもいます。 ぜひ稼いでほしい! ちなみに当時の購入金額は800万ぐらいだったとおもいます。
梱包サイズ・・・ 4トンチャーター便